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どうでもいいけど来年は今年よりも1秒伸びます
1秒年をとるのが遅くなって良かった良かった、はい変わりませんね

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国連下部機関の国際地球回転事業(IERS)米国支部は8日、今年の年末に「うるう秒」が挿入されると発表し、電子機器の時刻合わせなどに注意するよう呼び掛けた。
うるう秒」は、原子時計による「国際原子時」を基準にして設定されている「協定世界時(UTC)」と、地球の自転に基づいて天文学的に設定されている「世界時(UT)」の差を調整するために挿入、もしくは削除される1秒のこと。
米東部時間では31日午後6時59分59秒の後に1秒挿入され、この日は「1秒」だけ長くなる。日本では2009年1月1日午前9時に「1秒」が加わる。
うるう秒」の制度は1972年に始まり、前回の調整は2005年末から2006年初めにかけて実施された。
(ニュースソース) CNN
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200812090018.html
(その他のソース) technobahn
http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812091943




砂糖は麻薬
おお怖い怖い

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<砂糖に依存性あり、ラットで証明=米研究>
2008年 12月 11日 15:17 JST
[シカゴ 10日 ロイター] ラットを使った研究で、一般的には既に広く認知されている「砂糖に依存性がある」ということが科学的に証明された。
プリンストン大のバート・ヘーベル氏は10日、アリゾナ州で行われた米神経精神薬理学会議で「砂糖の大量摂取は、薬物乱用と非常に似た作用を脳に与える可能性がある」と発表した。
砂糖水を大量に与えたラットでは、薬物乱用時に人や動物に見られるのと似た行動や神経系統への変化が確認され、「禁断症状や、砂糖を非常に欲しがるような長期的な後遺症の兆候さえ示した」という。
記事引用元:Reuters(http://jp.reuters.com/home
http://jp.reuters.com/article/oddlyEnoughNews/idJPJAPAN-35380420081211




人の妄想がついに視覚化か、やめてください
警察の取調室に実装されたらかなり強力そう

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人が目で見て認識している視覚情報を、脳活動を調べることで読み取り、
コンピューターで画像として再現することに国際電気通信基礎技術研究所(ATR、京都府)などの研究チームが初めて成功した。
まだ単純な図形や文字で成功した段階だが、将来は夢を映画のように再現できる可能性もあるという。11日付の米科学誌ニューロン」に発表した。
物を見たときの視覚情報は、大脳の後ろにある視覚野という領域で処理される。
研究チームは被験者に白黒の画像を見せ、視覚野の血流の変化を磁気共鳴画像装置(MRI)で計測。脳の活動パターンから効率よく画像を解読するプログラムを開発した。
実験で使った画像は小さなマス目を縦横10個ずつ並べたもので、四角形や十字、アルファベットなど11種類。被験者が画像を見てから4秒後に、ほぼ原画に近い画像をコンピューターで再現できた。
また、見ているままの状態を動画で再生することにも成功。再現精度は個人差があるが、カラー化も原理的には可能という。
夢を見ているときや、頭の中で映像をイメージしているときも、視覚野は活動すると考えられている。
ATR脳情報研究所の神谷之康室長は「夢を読み取って画像化することも、
荒唐無稽(むけい)なことではない。医療での患者の心理状態の把握、新たな芸術や情報伝達の手段などに応用できるかもしれない」と話している。
人が見ているものを脳活動から解読する試みでは、「縦じまか横じまか」といった単純な判別は可能だったが、見ているもの自体を画像として読み取ることはできなかった。
ソース:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/science/science/081211/scn0812110201000-n1.htm
画像:被験者が実際に見た画像(上段)と、そのときの脳活動情報を基にコンピューターで再現した画像(下段)
http://sankei.jp.msn.com/photos/science/science/081211/scn0812110201000-p1.jpg
国際電気通信基礎技術研究所
http://www.atr.co.jp/




ついに無限バッテリーきた
とりあえず実装はノートPCやタブレットPC、モバイルあたりなのかな
配線に装置括り付けないといけないからまだちょっと遠そうだけど

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ネバダ・ライトニング研究所(Nevada Lightning Laboratory)が19世紀の著名発明家、ニコラ・テスラが発明したテスラコイルを使って800Wの電力を5メートル離れた箇所までワイヤレス転送する実験に成功していたことが10日、同研究所の発表により明らかとなった。
MITは昨年、60Wの電力を2メートル離れた箇所に無線転送する実験に成功していたが、今回のネバダ・ライトニング研究所の実験はMITの記録を大幅に塗り替えるものとなる。
今回、ネバダ・ライトニング研究所が開発したテスラコイルによる電力の転送効率は5メートルの距離で22.27%。10メートル離した場合はこれが1.53%となり、理論上および実験からも11メートルがこの方式での限界と述べている。
電力の無線転送はMITの他にもインテルも今年に入ってから研究開発中の装置を公開するなど、未来の技術として注目を集めているものとなる。
テスラコイルは交流電流の発明者として知られているニコラ・テスラによって
1890年前後に発明されたとされている高周波を発生させる共振変圧器の一種。原理的に不明な部分が多く技術史においてはナゾの装置の一つとされてきた。
ソース:http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200812121126
Technobahn 2008/12/12 11:26
【参考】
Nevada Lightning Laboratory
http://www.lightninglab.org/




アルツハイマー予防接種くるな
開始されれば若者から年寄りまで間違いなく馬鹿受け

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アルツハイマー病は、認知症の主要原因で、人口の高齢化に伴い急増が予測されています。
アミロイドベータ(Aβ)と呼ばれるペプチドを過剰産生・蓄積することが、その原因であるとする説が有力です。Aβはアミロイド前駆体タンパク質(APP)から2段階の切断で生成されます。
その第1段階は、タンパク質分解酵素のベータ(β)セクレターゼ(BACE1)によるβ切断で、アルツハイマー病の発症機序に深くかかわるとともに、その抑制が実現すると有望な治療戦略となりうると考えられています。
 APPとBACE1は、共に細胞膜を貫通するタンパク質で、APPのβ切断調節には「ラフト」と呼ばれるコレステロールなどを主要成分とする膜マイクロドメインが重要であることが示唆されていました。研究グループは、膜マイクロドメインを単離できる手法を新たに開発し、APP、BACE1が存在する膜マイクロドメインの解析を行いました。その結果、神経細胞ではAPPとBACE1が異なる膜マイクロドメインに存在し、APPと膜マイクロドメインの複合体がBACE1によるβ切断を抑制していることを見いだしました。また、これまでアミロイド産生を促進するとされていた酵素Cdk5が、神経活動に伴ってAPP-膜マイクロドメイン複合体から、APPをBACE1-マイクロドメインへ移行させるマイクロドメインスイッチングを起こすことで、β切断を促進するというAβ産生調節機構を明らかにしました。
 今後、本研究で明らかにした膜マイクロドメインの解析によって、新たな薬物標的の発見など、アルツハイマー病治療薬の開発へつながると期待できます。本研究成果は、米国の学術雑誌『Journal of Cell Biology』(10月20日号)に掲載されます。
理化学研究所プレスリリース
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2008/081020_2/detail.html
http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2008/081020_2/image/06.gif
図6 Aβ産生メカニズムとしてのマイクロドメインスイッチング
APPとBACE1は、異なる膜マイクロドメインに存在するため、APPがBACE1によって切断されAβ産生の最初のステップが始まるためには、syntaxin1-マイクロドメインからAPPが離脱する必要がある。この過程は神経活動に伴うCdk5によるMunc18のリン酸化などによって制御されている。
この過程の制御によってAβ産生をコントロールする治療法の可能性が出てきた。
Membrane microdomain switching: a regulatory mechanism of amyloid precursor protein processing
The Journal of Cell Biology, Vol. 183, No. 2, 339-352
http://jcb.rupress.org/cgi/content/abstract/183/2/339




なにこのおれがおまえでおまえがおれで

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「入れ替わり」の錯覚に成功、スウェーデン神経学チーム
【12月4日 AFP】スウェーデン最大の医学系大学であるカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)は3日、同大の神経学チームが、被験者に自分の体と他人の体が入れ替わったように錯覚させることに成功したと発表した。
 研究を率いた同研究所のヘンリック・エールソン(Henrik Ehrsson)氏は実験結果について「身体的自己に対する脳の知覚を、容易に変えられることを示している」と述べ、感覚的印象を操作することで、体外離脱を感じさせるだけでなく、他人の身体を自分のものと錯覚させることも可能だと説明した。
 実験の1つでは、マネキンの頭部に2台のカメラを取り付け、被験者には2つの小型スクリーンを仕込んだ眼鏡を掛けさせた。このスクリーンとカメラを接続し、マネキンが「見る」ものを被験者が見ている状態にした。そして、マネキンと被験者の頭部を同時に下に向けると、被験者は本来の自分の身体ではなく、カメラを通して見えたマネキンの体の映像のほうを自分の体だと認識した。
 また、棒を使って被験者とマネキンの腹部に触れる実験では、被験者はマネキンと自分の体が入れ替わったように錯覚した。被験者とマネキンの腹部を同時に触ると、被験者はマネキンの腹部が触られているのをカメラを通じて見るだけで、自分の腹部が触られているところは見なくても、自分の腹部も触られていると実感した。被験者は「マネキンの体が自分のものだと強く感じた」という。
 もう1つの実験では、カメラを別の人物の頭部に設置し、被験者にはスクリーン付きの眼鏡でその映像を見せた。この人物と被験者が互いに向き合って握手をすると、被験者はカメラが映しだす自分の姿ではなく、カメラを付けた別人の体が自分のもので、自分自身と握手をしたように錯覚した。
この錯覚は、被験者と別の人物の性別が異なっても起きたが、いすなどカメラを取り付けた対象が物だった場合には起きなかった。
 研究結果は、バーチャルリアリティーやロボット技術で実用化が可能で、さらにほかの分野で利用できる可能性もあるという。「自分自身を知覚する仕組みや、自分が一定の集団に属していると考える
仕組みについて疑問を呈することができる。先入観を打ち砕くことも可能かもしれない。教育・医療分野からゲームにまで使用できる可能性がある」とエールソン氏は指摘した。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2545680/3582860
Petkova VI, Ehrsson HH (2008)
If I Were You: Perceptual Illusion of Body Swapping.
PLoS ONE 3(12): e3832. doi:10.1371/journal.pone.0003832
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0003832




チャンドラヤーン
言うたびに和むわーw

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「入れ替わり」の錯覚に成功、スウェーデン神経学チーム
【12月4日 AFP】スウェーデン最大の医学系大学であるカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)は3日、同大の神経学チームが、被験者に自分の体と他人の体が入れ替わったように錯覚させることに成功したと発表した。
 研究を率いた同研究所のヘンリック・エールソン(Henrik Ehrsson)氏は実験結果について「身体的自己に対する脳の知覚を、容易に変えられることを示している」と述べ、感覚的印象を操作することで、体外離脱を感じさせるだけでなく、他人の身体を自分のものと錯覚させることも可能だと説明した。
 実験の1つでは、マネキンの頭部に2台のカメラを取り付け、被験者には2つの小型スクリーンを仕込んだ眼鏡を掛けさせた。このスクリーンとカメラを接続し、マネキンが「見る」ものを被験者が見ている状態にした。そして、マネキンと被験者の頭部を同時に下に向けると、被験者は本来の自分の身体ではなく、カメラを通して見えたマネキンの体の映像のほうを自分の体だと認識した。
 また、棒を使って被験者とマネキンの腹部に触れる実験では、被験者はマネキンと自分の体が入れ替わったように錯覚した。被験者とマネキンの腹部を同時に触ると、被験者はマネキンの腹部が触られているのをカメラを通じて見るだけで、自分の腹部が触られているところは見なくても、自分の腹部も触られていると実感した。被験者は「マネキンの体が自分のものだと強く感じた」という。
 もう1つの実験では、カメラを別の人物の頭部に設置し、被験者にはスクリーン付きの眼鏡でその映像を見せた。この人物と被験者が互いに向き合って握手をすると、被験者はカメラが映しだす自分の姿ではなく、カメラを付けた別人の体が自分のもので、自分自身と握手をしたように錯覚した。
この錯覚は、被験者と別の人物の性別が異なっても起きたが、いすなどカメラを取り付けた対象が物だった場合には起きなかった。
 研究結果は、バーチャルリアリティーやロボット技術で実用化が可能で、さらにほかの分野で利用できる可能性もあるという。「自分自身を知覚する仕組みや、自分が一定の集団に属していると考える
仕組みについて疑問を呈することができる。先入観を打ち砕くことも可能かもしれない。教育・医療分野からゲームにまで使用できる可能性がある」とエールソン氏は指摘した。
(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2545680/3582860
Petkova VI, Ehrsson HH (2008)
If I Were You: Perceptual Illusion of Body Swapping.
PLoS ONE 3(12): e3832. doi:10.1371/journal.pone.0003832
http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0003832



以上最近気になったニュースのピックアップでした
今日は一泊二日のゼミの伊豆温泉旅行だったわけですが
当初は暗黒大魔凶かと思われたけど、意外や意外楽しめた
はいはいどうでもいいですね、卒論進まず目の前が真っ暗というオチ